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 わくわく3KEN(健・賢・研)
広場B
(西部地区公民館訪問)
 
 5月9日(月)の「わくわく3KEN広場」は、西部地区公民館を訪問して交流活動を行いました。
 「飯豊町の方言」というタイトルで、数ある中から厳選された60の方言を紹介していただきました。職員の方が全体の進行役となり、「この方言は共通語でどう言ったらいいかな。」とクイズ方式で問題を出していただきました。
 最初の問題は「あがっとごやい」。早速子どもたちは「上がってください、「いらっしゃい」などと答えていましたが、「食べてください。」の意味があるということを教えていただくと「あ〜。」と思い出したように納得している子も見られました。
 次は、「あぐだえ」。今の子どもたちには馴染みのない言葉でなかなか答えが返ってきません。そこで、“例えばこんな時に使われるよ”ということで職員の方お二人の名コンビによる寸劇でヒントをいただきました。
A:「ちょっとBさん、館長の“あぐだえ”言ってわりごで!」
B:「んだごでね〜。」
の会話。 子どもたちはこれらのやり取りを見て、颯爽と手を挙げ、
「悪口。」
と発表していました。
 こんな調子で60の方言について、みんなで考えながらその意味を確かめていきました。
 かつて方言は田舎者の象徴であり、蔑みの対象になっていましたが、近年ではその評価は逆転し、相手との距離感を縮め、楽しく交流するためのコミュニケーションツールとして活用されています。方言には温かさや親しみを感じさせるものがあることを実感することのできる、有意義なひとときを過ごさせていただきました。